クエ関連で面白かった話を打ち出して見る日記。
完全ネタばれなのでご了承しろ(´-`)
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■スレイプニール誕生のお話
神々の世界には三匹の有名な馬がいます。
スレイプニール…滑るように走るもの
スヴァディルファリ…不運なる旅人
グルファクシ…金のたてがみ
「グルファクシ」は巨人王グルングニールの馬です。
一方「スヴァディルファリ」はユトゥンヒムの馬ですね。
そして「スヴァディルファリ」はスヴァディルファリの子供です。
では「スレイプニール」の誕生についてお話しましょう。
これは……神々の世界のお話です。
神々が暮らすアスガルドには巨大な城壁がありました。
しかしその城壁は、先の戦いにより壊れていました。
けれども神々は、その巨大な城壁を直す気にはなれませんでした。
そんなある日、馬に乗った一人の男が現れました。
その男は崩れた城壁の巡回をしていたヘイムダルに話しかけました。
城壁に関して話したいことがあるからオーディンに会いたい……と。
そうでなくても城壁が気になっていたヘイムダルは、直ちにオーディンの所へ彼を連れて行きました。
……そのときオーディンは他の神々と一緒にヴァルハラにいました。
オーディンらに向かってその場違いな男は「18ヶ月の期間をもらえたら、アスガルドの城壁を完全に直せる。」といいました。
城壁の修復をすっかりあきらめていた神々は、とても驚きました。
オーディンはその男を疑わしく思いましたが、ひとまず条件を聞いてみました。
すると男は「報酬として女神フレイヤと太陽と月をほしい。」と言いました。
神々は当然怒りました。
太陽と月はもちろんですが、何よりも神々の宝と言える女神フレイヤを要求してきたのですからね。
神々は怒りのあまり、あいた口がふさがらない状態でした。
しかしオーディンに近づくものがいました。
それはロキでした。
ロキはオーディンに「あの男を利用すれば城壁を直せる。
だがフレイヤを渡すことにはならない。」と言いました。
ロキの話をきいたオーディンはじっと考え込みました。
結局ロキの考えが大丈夫だと思ったのか、オーディンはその男に「18ヶ月ではなく、6ヶ月以内に城壁を修復することができたら条件を聞き入れる。」と言いました。
するとその男は「自分の馬も作業に使わせてくれ。」と言いました。
神々は、そのくらいなら妥協しよう、ということでその条件を受け入れました。
ところがその男は、すさまじい勢いで城壁を治し始めました。
その男の人間離れした能力に加え、その馬の働き振りが特に凄かったのです。
……それもそのはず、その馬はあのスヴァディルファリでしたからね。
時間が経つにつれて、神々は不安になってきました。
6ヶ月が経過する前に城壁が完成しそうだったからです。
神々はロキに詰め寄りました。
しかしロキはそんな神々に対し「心配するな。自分に策がある。」と言い返してきました。
神々は、ロキを頼りたくはないが何か考えがあるようなので、ロキの言葉を信じることにしました。
その後、何が起こったのか急に城壁の修復作業が進まなくなりました。
原因は、スヴァディルファリが持ち場を離れ、全く仕事をしなくなったからでした。
結局6ヶ月が経過した後、門だけ修復作業が終わっていませんでした。
神々はその男に「期間内に城壁を完成させることができなかったから、条件を聞く必要ない。」と言い渡しました。
すると男は「女神フレイヤと太陽と月を自分に渡したくないからって、神々は修復作業を妨害したじゃないか。」と怒り、その招待を表しました。
なんと彼は「霜の巨人」と呼ばれるヨトゥンヘイムの巨人だったのです。
その巨人は怒り狂い、神々に襲い掛かろうとしました。
まさにヨトゥンモーズ……巨人の怒りですね。
しかし神々は、その巨人の怒りをあまり恐れませんでした。
何故なら、巨人狩人と呼ばれる「トール」がいたからです。
トールは暴れている巨人の頭を「ミョルニール」で砕き、倒してしまいました。
数日後、ともてもやつれた青白い顔のロキが、足を8本持つ不思議な仔馬をつれてきました。
ロキはその仔馬「スレイプニール」をオーディンに紹介し、差し出しました。
オーディンはありがたく受け取り、ロキを受け入れました。
でも、他の神々は少々気まずかったのです。
それはなぜかといいますと……
ロキが馬に姿を変えスヴァディルファリを誘惑した結果生まれた子供、それがこのスレイプニールだったからです。
以上がスレイプニールの誕生にまつわるお話です。
神々の世界には三匹の有名な馬がいます。
スレイプニール…滑るように走るもの
スヴァディルファリ…不運なる旅人
グルファクシ…金のたてがみ
「グルファクシ」は巨人王グルングニールの馬です。
一方「スヴァディルファリ」はユトゥンヒムの馬ですね。
そして「スヴァディルファリ」はスヴァディルファリの子供です。
では「スレイプニール」の誕生についてお話しましょう。
これは……神々の世界のお話です。
神々が暮らすアスガルドには巨大な城壁がありました。
しかしその城壁は、先の戦いにより壊れていました。
けれども神々は、その巨大な城壁を直す気にはなれませんでした。
そんなある日、馬に乗った一人の男が現れました。
その男は崩れた城壁の巡回をしていたヘイムダルに話しかけました。
城壁に関して話したいことがあるからオーディンに会いたい……と。
そうでなくても城壁が気になっていたヘイムダルは、直ちにオーディンの所へ彼を連れて行きました。
……そのときオーディンは他の神々と一緒にヴァルハラにいました。
オーディンらに向かってその場違いな男は「18ヶ月の期間をもらえたら、アスガルドの城壁を完全に直せる。」といいました。
城壁の修復をすっかりあきらめていた神々は、とても驚きました。
オーディンはその男を疑わしく思いましたが、ひとまず条件を聞いてみました。
すると男は「報酬として女神フレイヤと太陽と月をほしい。」と言いました。
神々は当然怒りました。
太陽と月はもちろんですが、何よりも神々の宝と言える女神フレイヤを要求してきたのですからね。
神々は怒りのあまり、あいた口がふさがらない状態でした。
しかしオーディンに近づくものがいました。
それはロキでした。
ロキはオーディンに「あの男を利用すれば城壁を直せる。
だがフレイヤを渡すことにはならない。」と言いました。
ロキの話をきいたオーディンはじっと考え込みました。
結局ロキの考えが大丈夫だと思ったのか、オーディンはその男に「18ヶ月ではなく、6ヶ月以内に城壁を修復することができたら条件を聞き入れる。」と言いました。
するとその男は「自分の馬も作業に使わせてくれ。」と言いました。
神々は、そのくらいなら妥協しよう、ということでその条件を受け入れました。
ところがその男は、すさまじい勢いで城壁を治し始めました。
その男の人間離れした能力に加え、その馬の働き振りが特に凄かったのです。
……それもそのはず、その馬はあのスヴァディルファリでしたからね。
時間が経つにつれて、神々は不安になってきました。
6ヶ月が経過する前に城壁が完成しそうだったからです。
神々はロキに詰め寄りました。
しかしロキはそんな神々に対し「心配するな。自分に策がある。」と言い返してきました。
神々は、ロキを頼りたくはないが何か考えがあるようなので、ロキの言葉を信じることにしました。
その後、何が起こったのか急に城壁の修復作業が進まなくなりました。
原因は、スヴァディルファリが持ち場を離れ、全く仕事をしなくなったからでした。
結局6ヶ月が経過した後、門だけ修復作業が終わっていませんでした。
神々はその男に「期間内に城壁を完成させることができなかったから、条件を聞く必要ない。」と言い渡しました。
すると男は「女神フレイヤと太陽と月を自分に渡したくないからって、神々は修復作業を妨害したじゃないか。」と怒り、その招待を表しました。
なんと彼は「霜の巨人」と呼ばれるヨトゥンヘイムの巨人だったのです。
その巨人は怒り狂い、神々に襲い掛かろうとしました。
まさにヨトゥンモーズ……巨人の怒りですね。
しかし神々は、その巨人の怒りをあまり恐れませんでした。
何故なら、巨人狩人と呼ばれる「トール」がいたからです。
トールは暴れている巨人の頭を「ミョルニール」で砕き、倒してしまいました。
数日後、ともてもやつれた青白い顔のロキが、足を8本持つ不思議な仔馬をつれてきました。
ロキはその仔馬「スレイプニール」をオーディンに紹介し、差し出しました。
オーディンはありがたく受け取り、ロキを受け入れました。
でも、他の神々は少々気まずかったのです。
それはなぜかといいますと……
ロキが馬に姿を変えスヴァディルファリを誘惑した結果生まれた子供、それがこのスレイプニールだったからです。
以上がスレイプニールの誕生にまつわるお話です。
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